プロフィール
彼女はクリエイティブデザイナーであり、デザインスタジオ Sonderling の創設者です。
コミュニケーションデザインを専攻し、大学在学中から雑誌や名刺などのデザイン制作を手掛けるなど、早くからフリーランスとしての経験を積んできました。
2021年、コロナ禍を経て働き方が大きく変化する中、「いつか始めたい」と思い続けている独立への一歩を決意。安定した会社員生活を離れ、ゼロからデザイン事業を立ち上げました。現在はデザインスタジオを運営するほか、自身のエアフレッシュナーブランドも展開しています。
起業への想い
「すべての準備が整ってから始めよう」と考えていると、その日はきっと訪れません。
独立当初は顧客もおらず、不安もありました。それでも挑戦を選んだのは、「まず行動すること」が未来を切り開くと信じていたからです。
彼女にとって起業とは、理想的なタイミングを待つことではなく、自分の可能性を信じて一歩を踏み出すこと。その経験が、今の自分をつくっていると語ります。
自分らしさ
幼い頃は、いわゆる「女の子らしいもの」があまり好きではなく、ゲームや車などに興味を持ち、男の子の友人と過ごす時間が多かったそうです。
しかし成長するにつれ、「女性らしさ」と「自分らしさ」は決して相反するものではないと気づきました。
誰かの価値観や固定観念に合わせるのではなく、自分自身が心地よいと思える生き方を選ぶこと。その積み重ねこそが、本当の意味で自分を大切 にすることにつながると考えています。
挑戦と成長
起業の道のりは決して順風満帆ではありませんでした。
経理の失敗や、すべての仕事を一人で抱え込み、なかなか人に任せられなかった時期もありました。
そうした経験を通して学んだのは、「失敗を恐れないこと」と「人を信頼すること」です。
失敗は避けるものではなく、自分を成長させてくれる大切な経験。だからこそ、迷ったらまず挑戦してみる。その積み重ねが、自分自身の成長につながると語ります。
デザインへの考え方
AIの進化については前向きに受け止めています。
一方で、優れたデザインは人の感性や経験、そして想いから生まれるものだと考えています。
AIは便利なツールではありますが、人ならではの創造性や、人の心を動かすデザインまで置き換えることはできません。
だからこそ、これからも「人だからこそ生み出せる価値」を大切にしながら、ものづくりに向き合っていきたいと話します。
これからの目標
今後はチームが自立して運営できる環境を整えながら、新しいブランドや事業にも積極的に挑戦していきたいと考えています。
会社を大きくすることだけが目標ではありません。
自分で働き方を選び、暮らし方を選び、本当にやりたいことに時間を使えること。それこそが彼女にとっての「豊かさ」であり、「自由」です。
年齢を重ねるにつれて、物質的な豊かさよりも、大切な人と過ごす時間や新しい経験に価値を感じるようになったと言います。
女性へのメッセージ
最後に、これから新しい一歩を踏み出そうとしている女性たちへ、メッセージをいただきました。
「完璧なタイミングを待つ必要はありません。まずは始めてみてください。」
不安や迷いは、誰にでもあります。それでも、行動した先でしか見えない景色があり、失敗の先にこそ成長があります。
一歩踏み出す勇気が、自分らしい未来への第一歩になる——。そんな実体験から生まれた言葉は、多くの女性の背中をそっと押してくれるでしょう。
心に残る言葉
- Just start.
- Discomfort is where growth lives.
- There is no single right way to be a woman.
- You'll make mistakes, and that's completely okay.
- Money is freedom.